甲子園に相応しいチームへ-天理高校野球部-

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甲子園に相応しいチームへ-天理高校野球部-

06月28日号

 6月、激しい雨が降り続くなか、白球寮の室内練習場では〝新たな目標〟に向かう球児たちの、はつらつとしたかけ声がこだまする(写真)。

天理高校野球部は、8月10日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる「2020年甲子園高校野球交流試合」(日本高校野球連盟主催)に出場することになった。

同部は昨秋、「明治神宮野球大会」でベスト4と健闘し、5年ぶりとなる「選抜高校野球大会」の出場権をつかんだ。

ところが、新型コロナウイルスの影響で、センバツ大会は中止に。さらに、夏の「全国高校野球選手権大会」の中止も発表された。

そんななか、6月10日、センバツ大会に出場予定だった32校が甲子園球場に招待され、交流試合を行うことになった。

「この朗報を選手たちに伝えるとき、心中を思うと、込み上げてくるものがあった」と中村良二監督(52歳)は振り返る。

また19日には、奈良県高校野球連盟が、7月18日から橿原市の佐藤薬品スタジアムにおいて、県独自の代替大会「令和2年度奈良県高校夏季野球大会」をトーナメント形式で行うと発表した。

天理高で17日から全日授業が再開されたことを受け、同部でも練習を本格化。密集することのないよう二つのグループに分かれ、素振りや捕球などの基礎練習に取り組んでいる。

中村監督は「〝甲子園に相応しいチーム〟になるため、練習はもちろん、学校や普段の生活も一生懸命に取り組むよう選手たちに伝えている」と。

下林源太キャプテン(3年)は「相次ぐ大会の中止でチームの士気が落ちそうになるなか、監督をはじめスタッフの支えのおかげで、いま、チームは一丸となって試合に向かうことができている。県大会で優勝して、交流試合でも勝ちたい」と意気込む。

なお、奈良県大会の組み合わせ抽選会は7月6日、交流試合の組み合わせ抽選会は8日、オンライン方式で行われる予定だ。(24日記)

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