立教184年 春季大祭

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立教184年 春季大祭

02月07日号

常にお導きを信じ ご恩報じを-立教184年春季大祭-

励まし合い力を合わせて
明るく世界の事情を越え

教祖が現身をかくされた明治20年陰暦正月二十六日に由来する、立教184年「春季大祭」は1月26日、中山大亮様祭主のもと本部神殿で執り行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、本部神殿にはつとめ人衆をはじめ、各地の教会の代表者らが昇殿した。参拝者は、コロナ禍のさなかも、常に親神様のお導きを信じ、教祖がお付けくだされたこの道をしっかりと受け継ぎ、一人でも多くの人々に教えを伝え広め、ご恩報じの道を歩むことを誓った。

教会本部では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する対策として、本部月次祭におけるようぼく・信者による参拝を控えるよう促すとともに、各地の教会の代表者が、本部月次祭に昇殿して参拝できるようにしている。
また、天理教ホームページの「信仰している方へ」のお知らせに「本部大祭および月次祭参拝時の留意事項」を掲示し、感染防止対策の徹底を図っている。

この日の親里は、青空が広がり、真冬とは思えぬ穏やかな陽気に包まれた。
午前11時半の祭典開始を前に、教祖殿で教祖のお給仕を務められた大亮様は、つとめ人衆らと共に教祖殿、祖霊殿で参拝され、神殿上段へ。このとき真柱様も、南礼拝場の結界内で、一同と共に参拝された。
大亮様は祭文の中で、陽気ぐらしを見て共に楽しみたいとの思召から、この世と人間をお創めくだされ、旬刻限の到来とともに、教祖をやしろにこの世の表にお現れになり、陽気ぐらしへとお連れ通りくださるご慈愛に御礼申し上げたうえで、「御前には、つとめ人衆と代表の者が昇殿させていただき、日ごろ賜る厚き御恵みにお礼申し上げ、併せて世の治まりを願い、一層の成人を誓う状をご覧くださいまして、親神様にもお勇みくださいますよう、お願い申し上げます。私ども一同は、世界的に大変な状況の続く中も、常に親神様のお導きを信じ、教祖がお付けくだされたこの道をしっかりと受け継ぎ、一人でも多くの人々に教えを伝え広めて、ご恩報じの道を歩ませていただく所存でございます」と奏上された。
続いて、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。

大祭の意義を再確認して
親心に応える誓い新たに

おつとめは午後2時前に勤め終えられ、引き続き、中田善亮・表統領が神殿講話に立った。
中田表統領は、教祖が現身をかくされた時刻に合わせ、神殿講話を一時中断。ミュージックサイレンが辺りに響きわたると、教祖殿に向き直って礼拝した。

講話の中で中田表統領は、コロナ禍のさなか「春の大祭を厳かに勤めることができたことは誠にありがたく、大きな喜びである」として、いま私たちが歩むべき道について話を進めた。
その中で、まず春季大祭の意義に言及。教祖が現身をおかくしになられた大節を元一日とし、教祖の思召をしっかりと心に治め、その思召に応えさせていただくことを心に毎年勤めさせていただくと説明したうえで、明治20年当時の道の先輩たちは、教祖が現身をおかくしになられた大節と、自身の悲しみや虚しさを乗り越えるために、おたすけに奔走し、鮮やかな守護を頂戴することで、ご存命の教祖のお働きを実感する道を通られたと指摘。いまを生きる私たちも、おたすけに、つとめとさづけに真実を込めて努めさせていただけば、必ずご存命の教祖の親心とお働きを実感することができるとして、「この意義ある大祭の日に、今日の結構さにお礼を申し上げ、同時に、教祖の親心にお応えする誓いを新たにさせていただきたい」と参拝者に呼びかけた。
たすけ一条の心定めと実践
真実込めて丹精続ける努力
続いて、折からのコロナ禍の中も、しっかりと思案し、「心づくり、そして理づくりから始めて、できるところから動きを始めたい」と強調。世界の事情と身近な事情を混同せずに整理し、「まずは励まし合い、力を合わせて、親神様の思召に応えられるように、明るくこの事情の波を乗り越えたい」と述べた。
一方、この大節が一つの正念場だという心構えで臨むべきであるとして、この事情を台に、この道が末代へと続くご守護を頂戴できるような通り方をしっかり思案することが肝要と話した。
この後、陽気ぐらしを実現するためには、たすけ一条の心定めと実践こそが重要と強調。長い年月にわたり、真実を込めて丹精を続ける努力が求められると語った。
また、日々のご恩報じやつくし・はこびの積み重ねはもとより、おたすけに掛かる場面を、もっと増やさなければならないと指摘。そして、親神様のご守護を頂けるように、その人の力になって懸命に理を取り次ぐ中で、だんだんとご守護を頂戴できれば、勇み心が湧き上がり、さらなるおたすけ、理づくりへと成人の歩みが続いていくと話した。
さらに、真実の心定めには、必ず親神様の絶大なるご守護でお引き受けくださるとお諭しくださっているとして「この親心を胸に、勇んでおたすけに取り組ませていただこう」と実動を促した。

教会では具体的なおたすけへ
ようぼくは日常の信仰実践を

続いて、教会の役割に言及。おつとめ、伏せ込み、教義の研鑽などに重要な役割を果たすのが教会であるとして、「教会に運べば、おぢばの理につながることができる。大切な場所である」と語った。
そのうえで、教会においておぢばの理を輝かせるためには、おたすけの実践が第一と指摘。「すべての教会で、具体的なおたすけを実践することから始めていただきたい」として、身上・事情はもとより、高齢者問題、精神や心の身上、いじめ、家族の離散、依存症、社会に馴染めないなどの例を挙げ、まずは、おたすけの相手に出会うための接点を求めることが必要だと述べた。
さらに、ようぼく一人ひとりの通り方については、教会の行事や活動に参加するだけでなく、日常の暮らしの中に、信仰的な心や言葉を込めることも大切な信仰活動であるとして、ようぼくとしての自覚を持つ時間を増やすよう促した。
最後に中田表統領は、この素晴らしい道のようぼくである誇りをもって、一人ひとりがそれぞれの持ち場・立場で自分の役割を求め、たすけ一条の御用に取り組ませていただくことが欠かせないと強調。現在、15年後の教祖150年祭を一つの時間的な目標として、自分や家族、教会の理想の姿を思い描きながら〝オール天理〟で勇んで邁進しようと呼びかけているとして、あらためて仕切り直し、地道で確かな歩みを進め、明るい明日を描いて、勇んでつとめさせていただこうと呼びかけ、講話を締めくくった。

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