表統領メッセージ この大節から芽を吹くご守護を

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表統領メッセージ この大節から芽を吹くご守護を

03月08日号

新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に進行しています。

天理教教会本部では、こうした事態の終息はもとより、罹患された方々の身上平癒とともに、さまざまな困難に直面しておられる方々の、一日も早い平穏な日常への回復と、社会的・経済的な混乱の収まりを願って、3月3日正午、本部神殿でお願いづとめを勤めさせていただきました。

それぞれの教会やようぼく・信者におかれましても、日々のおつとめの中で同様に祈念してくださっていることと存じます。

御教えによると、かつて「流行り病」といわれた感染症は、神の残念の現れであり、人間創造の元の思召を知り、早く心を入れ替えて陽気づくめの心になってもらいたいとの親心の現れであると示されています。

いま世界では、内乱、紛争、対立の激化など緊迫の度を深めています。一方、教内を顧みますと、たすけ一条を急き込まれる親神様・教祖に、残念な思い、もどかしい思いをお掛けしてはいないかと、大変申し訳ない思いでございます。

新型コロナウイルスの感染拡大が一日も早く収まり、病んでいる方々にたすかっていただきますよう、一心にお願いするとともに、一層おたすけに励み、陽気ぐらしへの歩みを速めて、親神様・教祖にお喜びいただけるよう、全教の足並みを揃えて、一手一つにつとめさせていただきたいと思います。

国の内外では、官民を挙げて、感染症の拡大防止へのさまざまな対策が講じられています。その取り組みに歩調を合わせ、社会の不安や心配に配慮しながら、教内各位においても、慎重な振る舞いを心がけていただくようお願いいたします。そして、まず私たちお道の者が明るい心を持って、社会の人々と共に、この困難を乗り越えていきたいと存じます。

今回の世界的な事情を、私たちが大きく成人させていただく節と捉え、この大節から芽を吹く姿をご守護いただきたいと念願しています。

立教183年3月3日
表統領 中田善亮

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