地域の子育て支援に取り組む教友有志から成る「秋田陽氣会」代表の西村光喜さん(57歳・横堀町分教会長・秋田県湯沢市)は、先ごろインターネットを活用した子育て支援プロジェクトを企画。その第1弾として、童話『狼と7匹の子ヤギ』の朗読音声をホームページ上にアップした。
子育て支援の講演活動などを行ってきた同会。ところが、新型コロナウイルスの影響で、3月からは活動の休止を余儀なくされた。
こうしたなか、立ち上げたプロジェクトは、各地の教友の力を借りて47都道府県の方言朗読を制作し、提供しようというもの。多くの方言があることを子供に教えるとともに、家庭での明るい話題づくりに役立ててもらうことをねらいとしている。現在、津軽弁、備後弁、標準語などのバージョンをアップしており、順次追加する予定だ。
さらに今後は、子育てに役立つミニ講座や、子供向けの指人形劇の動画などを配信することも計画している。
西村さんは「家庭で親子が一緒に楽しめるコンテンツをお届けすることで、一人でも多くの人のおたすけにつながれば」と語った。
(秋田・小林代表社友情報提供)