厳しい残暑続くなか-8月月次祭-

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厳しい残暑続くなか-8月月次祭-

09月06日号

教会本部の8月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
教会本部では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、さまざまな対策を講じてきた。
本部月次祭においては、ようぼく・信者の参拝を控えるよう促すとともに、各地の教会長が年内に一度ずつ、大祭を含めた本部月次祭に昇殿して参拝できるようにしている。
8月月次祭では、直属教会長、教区長と共に、人数を制限したうえで、各地から帰参した教会長も昇殿して参拝した。

立秋を過ぎてなお、厳しい残暑が続く親里。この日も日中の気温が37度まで上昇し、強い日差しが神苑に降り注いだ。
大亮様は祭文の中で、元初まりの真実を明かし、よろづたすけのつとめを教え、陽気ぐらしへとお導きくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「御前には、つとめ人衆と代表の者が昇殿させていただき、日ごろ賜る厚き御恵みに御礼申し上げ、なおも成人を願い、共につとめに勇む状をご覧くださいまして、親神様にもお勇みくださいますようお願い申し上げます。私ども一同は、国の内外にお見せいただく数々の厳しい姿の中に、たすけを急き込まれるをやの思いを思案し、一日一日を疎かにすることなく、道の子お互いがしっかりと心を寄せ合い、幾重困難の中も一手一つに通らせていただく所存でございます」と奏上された。
続いて、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
おつとめの後、板倉知幸・本部員が神殿講話に立った。
板倉本部員は、新型コロナウイルスの影響により、若年層育成の諸行事が開催できなくなっている現状にふれたうえで、家庭の中で親から子へ信仰を伝える努力が必要と指摘。どんなことが起きても、それは親神様のたすけてやりたいとの親心であり、どんなことも喜びに変え、道に尽くしていくことが運命を切り替える鍵になるとして、陽気ぐらしを目指すうえで子や孫に信仰の元一日やいんねんについて伝えていくことが大切と話した。
この後、自身の家の信仰の元一日から今日までを振り返り、自らのいんねんを自覚した経験を踏まえ、代を重ねる信仰の有り難さについて語った。
最後に板倉本部員は、いんねんの自覚を促すことが道の後継者育成には欠かせないとして、「まずは自らのいんねんを思案して、喜び心をもって前へ進み、その態度をわが子や若い方々へ映していこう」と呼びかけ、講話を締めくくった。

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