天理高校OGの有志8人が8月18日、手作りのマスクを天理市役所へ500枚、天理高校へ200枚、それぞれ寄付した。
マスク作りを呼びかけたのは浦﨑眞喜子さん(47歳・梅東分教会ようぼく・天理市)。以前にマスク約50枚を手作りして職場などで喜ばれたことから、昨年の同窓会以来、連絡を取るようになっていた天理高時代の同級生たちに協力を呼びかけた。賛同したメンバーは、持ち合わせの布や浴衣の生地などを使って、それぞれ製作した。
寄付の当日、奈良県内に住む3人が天理市役所と天理高を訪問。市役所では、並河健市長から感謝状を受けた(写真)。
浦﨑さんは「コロナのニュースで気分が暗くなりそうなときでも、マスクを喜んでくださる人がいると思うと、作りながら前向きな心になれた。快く協力してくれた友人と一緒に、母校や天理市に恩返しができて良かった」と話していた。