教内の支援続報  医療用ガウンを手作り 各地の教友有志

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教内の支援続報 医療用ガウンを手作り 各地の教友有志

07月05日号

新型コロナウイルスの感染が広がるなか、医療機関などでは、医療物資の不足が報じられている。こうした状況を受け、各地の教友有志が「天理教防護ガウン縫製寄贈プロジェクト」を立ち上げた。教会や支部で医療用ガウンを手作りし、計1千210着のガウンを6都道県14カ所の医療機関や介護施設に寄贈してきた。

この活動は4月中ごろ、ニュース番組で医療用ガウンの不足を知った千葉津恵子さん(65歳・長沼分教会長夫人・札幌市)が「裁縫の経験を生かして、何かお役に立ちたい」との思いで発案したもの。

千葉さんは、ガウンの見本を取り寄せて自ら型紙を作製すると、ポリエチレン製テーブルクロスを利用してガウン40着を縫製。番組内で紹介されていた栃木県内の医療機関に寄贈した。

その後、SNSで材料提供や縫製スタッフの募集を呼びかけたところ、道内をはじめ各地の教友から協力の申し出があった。現在は北海道、愛知、兵庫の3チームに分かれ、地域ごとに材料の調達や寄贈先の選出を行い、ガウン縫製と寄贈を進めている。

これまでに提供された生地は1千61枚。ひのきしんに携わったのは16教会・布教所、2支部、そして個人25人に広がっている。

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