時報手配り 4か月ぶりに再開

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時報手配り 4か月ぶりに再開

08月16日号

感染対策を講じたうえで261支部で教友たちが実動 -道友社-

既報の通り、『天理時報』の手配りひのきしんが8月2日号から再開された。43教区261支部899カ所を拠点にようぼく・信者が実動し、約2万部の時報が手配りによって購読者のもとへ届けられた。

 

道友社(松村義司社長)は3月末、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、不要不急の外出を自粛する要請が各地で出されている現状を踏まえ、時報の手配りひのきしん活動を4月5日号から一時休止し、郵送による直送へと切り替えた。
その後、「緊急事態宣言」の解除、全国的な外出自粛の緩和、社会活動の段階的な平常化などを受けて、8月を目安に手配りを再開できるように、教区・支部との調整を進めてきた。
再開に際しては、手配りひのきしん者のマスクの着用、ポスティングを中心に行うなどの感染防止対策を講じることを徹底。各地域の感染状況を注視しつつ、休止前の約半数の支部で再開することになった。
いまできるひのきしん
手配りひのきしんを再開した支部の一つ、大阪教区南河内支部(伏井啓之支部長)は、2市2町1村から成り、所管地域も広範囲に及ぶ。そのため、時報手配りの際は、まず拠点から5~10部ほどの時報を〝小拠点〟へ配布。そこから、ひのきしん者の手で購読者のもとへと配布する〝リレー方式〟で行われている。
6年前から手配りひのきしんに勤しむ木村洋子さん(78歳・宿毛分教会ようぼく・河内長野市)と小林美千子さん(82歳・有備分教会ようぼく・同)は、近隣の公共団地や住宅街に暮らす教友宅へ届けている。
1日午前、「梅雨明け十日」の青空が広がるなか、木村さんと小林さんは4カ月ぶりに手配り拠点へ。感染対策としてマスクを着用したうえで、購読者宅にポスティングしていく。玄関先で偶然、教友と顔を合わせたときは、一定の距離を保ったうえであいさつし、近況を報告し合っていた。
木村さんは「所属教会が遠方にあるため、支部活動を通じて地域の教友とふれ合うことを意識している。いま、自分にできるひのきしんだと思って手配りを続け、地域の教友に、さりげなく声をかけていきたい」と話した。
一方の小林さんは「コロナ禍にあっても、自分が住む団地の花壇の清掃ひのきしんは欠かさない。手配りひのきしんも、健康な体のご守護に感謝して続けていきたい」と笑顔を見せた。

支部手配り責任者を務める大北道治さん(57歳・小山田分教会長)は「以前から、地域のようぼくの皆さんが積極的に支部活動に参加してくださっている。これからも時報手配りをはじめ、組単位の少人数の行事などを通じて、地域のようぼく同士の絆をさらに強めていきたい」と話した。

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