晩秋の日差しに包まれ 11月月次祭

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晩秋の日差しに包まれ 11月月次祭

12月06日号

教会本部の11月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、本部神殿にはつとめ人衆をはじめ、直属教会長、教区長、各地から帰参した教会長が昇殿した。

晩秋の柔らかな日差しが降り注いだこの日の親里。祭典の始まるころには気温が10度まで上がり、穏やかな日和に恵まれた。

大亮様は祭文の中で、教祖をやしろにこの世の表にお現れになり、たすけ一条の道をつけて、陽気ぐらしへとお導きくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「御前には、つとめ人衆と代表の者が登殿させていただき、日ごろ賜る厚き御恵みに御礼申し上げ、一層の成人を誓い、一心につとめる状をご覧くださいまして、親神様にもお勇みくださいますようお願い申し上げます。私ども一同は、なおも長引く不安な状況の中に、親神様の思召を求め、ようぼくとして思召に適う勤めを思案し、真実を尽くしていく所存でございます」と奏上された。

この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。

おつとめの後、山本忠治・本部員が神殿講話に立った。

山本本部員は冒頭、陽気ぐらしを目指し、世界たすけを念じて、ご存命の教祖の手足となって、たすけ一条に働くことがようぼくにとって大切な心構えであると指摘。日々こつこつと教えを実行することで、着実に陽気ぐらしへと前進することができると話した。

続いて、教会の記念祭を機に、「教えの実践を」との思いで神名流しとごみ拾いのひのきしんを始めたことにふれたうえで、人間思案を断ち切る「勇気」と、どんな日も定めた心を続けていく「根気」が大切であると語った。

さらに、神名流しとひのきしんを今日まで継続する中で、親神様のご守護をより感じられるようになり、感謝と報恩の心が高まったとして、お道の教えは自分で実行して通って、「なるほど」と喜びを感じさせていただくものであると述べた。

最後に山本本部員は、目の前で悩み苦しんでいる人に声をかけ、寄り添うことから世界たすけの一歩が始まるとして、「陽気ぐらしの道を一歩でも前進できるよう、先を楽しみに小さなことから教えを実行させていただこう」と呼びかけ、講話を締めくくった。

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