道の音楽家107人 動画で大合奏!

コロナウイルス関連記事


道の音楽家107人 動画で大合奏!

04月26日号

離れた所から心一つに『教祖御誕生讃歌』

天理ドリームオーケストラ

青年会本部が教祖のご誕生日をお祝いする動画メッセージを募集したことを受け、存命の教祖にお祝いの気持ちをお届けしようと、教内の音楽家ら有志107人が「天理ドリームオーケストラ」を結成。演奏者が各自『教祖御誕生讃歌』を演奏・撮影した動画を一つにまとめ、合奏動画としてお供えされた。その後、動画サイトYouTubeの青年会本部公式チャンネルで公開したところ、3万9000回再生されるなど反響を呼んでいる。(4月22日記)

「教祖のご誕生日に、お祝いの気持ちをお供えしたい」という思いから始まったこの企画。4月初旬、有志数人による小規模の合奏動画を計画したところ、青年会本部が教祖へのお祝いメッセージ動画を募集していることを知り、『教祖御誕生讃歌』の合奏動画を作成することに。これは教内の音楽家の間で話題となり、プロ・アマを問わず計107人が参加を申し込んだ。

発案者である千﨑洋子さん(33歳・仁井田分教会ようぼく)は「『よろこびの大合唱』の中止を知って、何かさせてもらえることはないかと考えた。企画に賛同してくれたスタッフ、また思いがけず参加していただいた多くの方々には、感謝の気持ちでいっぱい」と話す。

今回の“動画合奏”には、関西フィルハーモニー管弦楽団でコンサートマスターを務める岩谷祐之さん(42歳・教会本部ようぼく)、ドイツのキール歌劇場オーケストラでオーボエを担当する西浦弥彦さん(56歳・教会本部ようぼく)、ボロメーオ弦楽四重奏団ビオラ奏者の元渕舞さん(45歳・名髙分教会教人)など第一線で活躍するプロから、久しぶりに楽器を手にした人まで、総勢107人の“道の音楽家”が参加した。

動画サイトで一般公開

完成した動画では、天理高校吹奏楽部で指揮者を務める吉田秀高さんが「教祖、お誕生日おめでとうございます。世界各地から多くの音楽家たちが、演奏してお祝いさせていただきます。ご覧になっている皆さんも、ご一緒に歌ってお祝いさせていただきましょう」と語った後、タクトを振って一斉に演奏が始まる。出演者は適宜切り替わり、弦楽器や管楽器、打楽器を奏でる様子が順々に流れていく。

また、画面の下部にはテロップで歌詞を表示し、視聴者が一緒に歌いやすいよう工夫。演奏終了後はエンドロールが流れ、携わったメンバーが紹介される。時間は10分59秒。

この合奏動画は、青年会が募集した教祖へのお祝いメッセージとともに1本の動画に編集。4月17日のうちに教祖へお供えされた。

翌18日午前9時、YouTubeの青年会本部公式チャンネルで一般公開。各地の教会の中には、おぢばへ足を運ぶことを控えるなか、合奏動画に合わせてバースデーソングを歌ったところもあったという。

今回、バイオリンでメロディーを担当した岩谷さんは「企画の話を聞いて、すぐに動画を撮影した。演奏には、教祖のご誕生日をお祝いする思いに加えて、新型コロナウイルス感染拡大の早期終息を願う気持ちも込めた。完成した動画を見た人から『心が勇んだ』との声が寄せられている。いまの自分にできることを少しずつ重ねていく中で、この困難を乗り越えていきたい」と語った。

また、企画の総合プロデューサーを務めた吉川孝之さん(46歳・教会本部ようぼく)は「事前の準備や顔合わせができないうえ、立案からわずか2週間で完成させるというタイトなスケジュールだったが、スタッフが教祖にお喜びいただきたい一心で奮闘した。企画に賛同し、宣伝してくれた人たちのおかげで、より多くの方々に動画を見てもらえたと思う。いまはただただ、喜びを感じるばかり」とコメントした。

なお、合奏動画はYouTubeの青年会本部公式チャンネルで公開中。
https://www.youtube.com/watch?v=8fIrs9sadAE

この記事の関連記事

  • 読者モニターの声
  • 天理時報閲覧サービス
  • 天理いきいき通信
  • 心晴れ晴れプログラム
  • 天理さくらウォーク~おやさと桜マップ~

ソーシャルメディア