タイトル:『出直しの教え——死の救い』
著者:橋本武著
発売日:3月26日(木)
定価:770円(本体700円)
文庫判 152ページ
『おさしづを拝す』『ひながたの陰に——「おふでさきに」見る秀司・こかん様』『ふしから芽が出る——おさしづに拝する親心』などの執筆者として、橋本武氏の名を目にしたことのある人は少なくないのではないでしょうか。
氏は、教義書にとどまらず、『おやがみさまのうた』をはじめとする作詞、信仰随筆、ラジオドラマの脚本など、さまざまなジャンルで健筆を揮いました。本書は、そのなかの信仰随筆を主にまとめたものです。
書名の『出直しの教え――死の救い』は、著者の入信の動機をつづった一篇「死の救い」に由来します。
いまからおよそ百年前、大正時代末期に大流行したスペイン風邪(新型インフルエンザ)によって、武氏は、父、弟、妹を亡くしました。あまりにあっけない肉親の死に、人生への疑惑と死への懊悩に苦しむようになります。その後、残る母も病に倒れ、医師もなす術のないところを、奇跡的なご守護を頂き、橋本家は入信。しかし、当時の武氏に、心の底から信仰する気持ちはありませんでした。転機となったのは、ある夜、詰所で聴かされた「出直しの教え」でした。
詳しくは、この掌編をお読みください。他の随筆も、やむに已まれぬ信仰への情熱から紡ぎ出された、著者の体温を感じるものばかりです。本書が、読者の勇みの種となれば幸いです。
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