『時の中の自分 サグラダ・ファミリア「石のマエストロ」魂をはぐくむメッセージ』
外尾悦郎 著
発売日:9月1日(木)
定価:1,540円(本体1,400円)
A5判並製/112ページ/オールカラー
※道友社各販売所では8月25日(木)から販売します。
読書会定期配本として、外尾悦郎著『時の中の自分――サグラダ・ファミリア「石のマエストロ」魂をはぐくむメッセージ」を刊行します。
スペインのバルセロナにある世界遺産「サグラダ・ファミリア」。天才建築家アントニ・ガウディによるこの聖堂は、今年で着工から140年、いまも工事が続けられています。
著者の外尾悦郎氏は25歳のとき、‶自分探し″の旅の途中でこの聖堂に出合い、専属彫刻家として従事するようになりました。以来40数年、いまやガウディの遺志を継ぐ人物として知られています。
本書は、2018年に外尾氏が客員教授を務める天理大学で行われた特別講演「時の中の自分」をもとに、これに加筆したものです。
聖堂建築に込められたガウディの思い、自身のこれまでの歩み、その中で得た人生を生きる知恵などがつづられています。
外尾氏は天理教を熱心に信仰する母親に4人兄弟の末っ子として育てられました。「母の教えが体の隅々にしみ込んでいて、そのおかげで今がある」(『すきっと』創刊号)。氏の言葉には、お道の価値観と共通するものが少なくありません。
たとえば、聖堂建築について、次のように述べています。「サグラダ・ファミリアは、人々の魂を実らせるための道具。最も大切なのは、聖堂の完成ではなく、その過程を通して人類が成長することなのです」
本書の巻末に付録として、『すきっと』創刊号のインタビュー記事も収載しています。
若い人をはじめ、多くの方々にお勧めいただきたい一冊です。
※本書は読書会の定期配本です。
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