お知らせ

『馬をたすけ人をたすけ』トークイベントお知らせ

2024年9月5日

好評既刊『馬をたすけ人をたすけ』の著者・片山恭一氏とこの本の主人公・角居勝彦氏のトークイベントを石川県立図書館で開催します。

石川県出身の角居氏は、ＪＲＡ調教師時代から引退馬支援活動を様々な形で行ってきました。なかでも、ホースセラピーのもつ潜在的な可能性を模索し、天理大学馬術部で始まった取り組みに深く関わるなど、不登校や発達障害の児童へのプログラムを支援。馬を通じた人だすけの方法を探っています。
昨年オープンした珠洲ホースパークは、今年１月の地震で被災しましたが、先ごろ８カ月ぶりに再開。地元の子供たちや仮設住宅の住人の受け入れています。

著者の片山氏は、2001年刊行の『世界の中心で、愛をさけぶ』（小学館）で、平成における恋愛小説最多の321万部を記録。社会的ブームを巻き起こしました。近年では『あの日ジョブズは』（ＷＡＣ）でスティーブ・ジョブズの評伝を執筆するなど、広く活躍しています。
著者は角居氏の数々の活動を追い、競走馬を取り巻く社会を通して、現代のありようを考えます。なお、今年４月には著者印税のほぼ全額を復興のためにと寄付しています。

この２人が再会し、馬と人、そして能登の未来について語り合います。