『命知と天理 ―― 青年実業家・松下幸之助は何を見たのか』
著者:住原則也
発売日:8月1日(土)
定価:1,400円+税
四六判並製/320ページ
※道友社各販売所では7月23日(木)から販売開始いたします
本のご紹介
松下電器(現パナソニック)の創業者・松下幸之助は、昭和の日本産業界を代表する人物として国内外で知られています。その幸之助氏が、昭和7年、昭和普請の真っただなかにあった天理を訪問したことは、知る人ぞ知るエピソードです。
この天理訪問がきっかけとなり、幸之助氏は「産業人としての真使命」を確立させ、この年を「命知元年」(使命を知った年)と定め、以後、松下電器は事業を飛躍的に発展させていきました。
本書は、幸之助氏の自叙伝などをもとに、これまで明かされることのなかった天理訪問の様子を追体験するとともに、松下電器の組織経営と、天理教との類似や相違についてつづっています。完全書き下ろしで、当時の親里を記録した貴重な写真や、昭和7年の「おぢば案内図」も収載しています。
著者は、天理大学国際学部教授である住原則也氏。経営人類学を研究し、㈶松下社会科学振興財団理事を務め、10年以上前から、松下の関係者が天理を訪れた際の案内役も務めてきました。
幸之助氏が真使命を知る原点となった天理訪問をたどるなかで、当時の天理教の動きなどについても再認識することのできる1冊です。
※本書は読書会の定期配本です
道友社書籍販売係
電話番号:0743-62-5388