『幸せへの四重奏(カルテット)』
元淵 舞 著
発売日:7月26日(日)
定価:1,100円(本体1,000円)
新書判並製/218ページ
※道友社各販売所では7月25日(月)から販売します。
本書は、2017年4月から2022年3月にかけて『天理時報』で連載されたエッセー「幸せへの四重奏(カルテット)」に、書き下ろし2編を加えたものです。
元渕舞さんは、幼少から天理教音楽研究会の弦楽教室へ通い、18歳のとき、天理教一れつ会派遣留学生として渡米しました。現在は、アメリカ・ボストンに住み、世界有数のカルテット「ボロメーオ弦楽四重奏団」のヴィオラ奏者として、世界各地で演奏活動を行う一方、アメリカ最古の音楽大学であるニューイングランド音楽院の教授として、後進の指導にも力を注いでいます。
エッセーの内容は、演奏家、教育者、そして二児の母でもある著者が、音楽家としての心得や、かけがえのない家族のこと、仲間や教え子のこと、天理での思い出などをつづっています。なかには、多文化社会であるアメリカならではの、さまざまな問題をテーマにしたものもあります。
日本から遠く離れていても、親里ぢばに心をつなぎ、恩師や両親への感謝を胸に、周りの人を大切に思う著者の姿は、信仰を拠り所に日々を生きるようぼくの姿でもあります。信仰者としての心の置きどころのヒントになる話も少なくなく、音楽経験者のみならず、どんな立場の人にも読んでいただきたい一冊です。
※本書は読書会定期配本ではありません
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