新刊『胸の奥にこの花あるかぎり』 発売のご案内

2022年10月17日

『胸の奥にこの花あるかぎり』

平 葉子 著
発売日:11月1日(火)
定価:935円(本体850円)
新書判並製/160ページ
道友社各販売所では10月25日(火)から販売します。

読書会定期配本として、平葉子著『胸の奥にこの花あるかぎり』を刊行します。

本書は、『すきっと』で連載中の同名エッセー23編(vol.16~vol.38)を一冊にまとめたものです。
著者の平葉子さんは、天理准看護婦養成所の第5期生。天理高等看護学院を卒業後、40年にわたって、天理よろづ相談所病院「憩の家」に奉職、看護部長などの役職を担いました。
定年退職後は、天理看護学院副学院長、奈良県看護協会会長などを歴任し、現在は奈良市立看護専門学校の校長に就任。後進の指導に力を尽くしています。
看護の道を歩み続ける著者が、本書の中でたびたび述べているのは、「病む人の幸せを願う心」の大切さです。
著者の現役時代のエピソードでは、重病患者の「こどもおぢばがえりのパレードに行きたい」との願いを医師と力を合わせて叶えたり、回復の見込みの少ない患者へのリハビリを、工夫しながら根気よく続けたりと、目の前の患者さんに真心を尽くす看護師たちの姿がつづられています。
日本はこれから、少子・超高齢・多死社会を迎えると言われています。本書の中では、そんな日本での「看取り」や「健康寿命」のことなど、現代の問題に関する医学知識にも触れられています。
現在看護師として働いている方、これから看護の道を志す方、患者を支援するご家族をはじめ、病む人と関わる機会が多い教会関係者にも、役立てていただける一冊です。

本書は読書会の定期配本です。

道友社書籍販売係
電話番号:0743-62-5388

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