新刊『陽気ぐらしとは 上田嘉太郎講話集』
上田 嘉太郎 著
発売日:11月26日
定価:1,870円(本体1,700円)
四六判並製/368ページ
本書は、前表統領である上田嘉太郎本部員が、これまでさまざまな機会に、さまざまな人を対象に行ってきた講話の中から、教理の理解に関わる十一篇を選んでまとめられたものです。
はしがきには、「従来、自明のこととして、あるいは無批判的に受け入れられてきた教語の理解に疑問や物足りなさを感じて、自分なりに思案してきた結果が、大なり小なり反映されています」と記されています。
例えば、「教祖のひながたは、陽気ぐらしのひながたである」とよく言われますが、教祖が貧のどん底も、御苦労の道中も、常に明るく勇んで通られたことを陽気ぐらしと呼ぶのだとすれば、それは陽気ぐらしも教祖のひながたも誤解、矮小化しているように思えると、著者は述べています。そして、「貧の中を明るく通られたことが尊いのではなく、貧に落ちることを厭わず、躊躇なく与えられた『たすけ一条の親心』が尊いのです。……貧の中を明るく通られたことを手本とするよりも、その奥にあるたすけ一条のお心を手本とすべきです」と。
このほか、元の理、かしもの・かりもの、いんねんなどについても、長年にわたって思案を重ねた結果が、随所に散りばめられています。
これまで当たり前のように思っていたお道の教えについて、あらためて考え、理解を深めるための一助となる一冊です。
※本書は定期配本ではありません。
ISBN:9784807306756
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