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連載記事

根本理由の感情を探って

(2019年08月25日号)

「感情の棚卸し」という表現を用いている。争いの解消には、まずその種を見出し、自らと相手の至らない点や思い込みを反省し、そこから相手を許し、自分を取り戻し、真の平安が招来される。まさにその通りだと思います。(80代男性)

日本と韓国の関係が政治的、経済的にぎくしゃくしている。互いが自分の正当性を主張し解決の糸口が見いだせない。紛争調停では「問題の根本」を探る必要があるという。過去の歴史認識のずれに双方が謙虚に向き合ってほしいもの。(70代男性)

親子・兄弟姉妹・夫婦の間でも、それぞれに考え方は違います。外から見る角度によって「自分」は変化するもの。国が違えばなおさらです。あるがままを受け入れる。事実をありのまま理解する。そして寄り添う。島田さんのエッセーを読む度に、フラットな感覚を大切にしないといけないと思います。(50代女性)

まさに最近、このような内容のことを考えていました。人は得てして自分の考えのみが正しいと思い込みがちで、その「正しさ」を振りかざして人を傷付けてしまう。でもこのような場合、本人は人を傷付けてしまった自覚を持ちにくいと思います。相手を非難するよりもまず、問題の根本は何かということに常に思いを巡らせて、真の陽気へと繋げていけるよう心を使わせていただきたいと思います。(50代女性)

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