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よろずの美の葉(澤田瞳子)

湯のように熱い思い

(2020年08月23日号)

今現在の話をしていると読み進めていくと、昔の日本の話となり、そして、その時の情景も思い浮かぶような文章。ようやく日本中を旅してもいいと言い始めたけど、まだまだ自分のいる県を飛び出ることが難しい……と思うなか、やっぱり旅行はいいなと思いました。(40代女性)

何が吉兆かと判断するのは

(2020年04月19日号)

「理」について、あらためて考えました。(40代女性)

筆者の母親が、ドラッグストアに行って「マスク」を見つけて……それが再びごく平凡な日常の光景として、眺められる日が来ることを、今は切に願いたいと、大いに同感である。(60代女性)

歴史の波が洗う〝砂粒〟

(2020年01月19日号)

会社員時代、西川さんとも取引があったので、近江八幡で屋敷に行ったことがあります。よくぞ450年も(戦国時代を経て)続いたもので、その間の頑張りに敬意を払います。(70代男性)

どこで道を曲がるか

(2019年11月24日号)

澤田さんの小説は面白いし、好きだ。「どこで道を曲がるか」は人みなに当てはまる。あとでこうしておけば良かったと思っても、もうどうにもならない。このエッセーは本当に面白い。また、分かりやすく現代流に言ってくださって、さらによく分かる。(80代女性)

ハレの日の餅

(2019年01月20日号)

古代の人々はおそらく、餅をただの食べ物ではなく、霊的な力が宿る存在と考えていたのであろう。この食べ物は一年の最大の「ハレ」の日と密接にかかわっているという文章には、うなずける要素が詰まっていると思った。(80代男性)

いっそ京都を抜け出して

(2018年10月07日号)

「源氏物語」は、いま私が通っている文章教室の先生が得意分野です。私は春生まれですが、秋が大好きです。平成の戌年も、あと2カ月となりました。錦秋の紅葉を見に出かける予定があります。秋風を頬に受けながら楽しみたいと考えています。(70代女性)

毎日鹿等の獣害に悩まされている中山間で生活している私に取っては、たまには雑踏の中に身を置いてみたいです。源氏物語も読んでみたくなりました。(70代男性)

思えば平成の世とは

(2018年07月22日号)

二つ感銘しました。「情報を覚えることと歴史を学ぶことは大きく異なる」「思えば平成の世とは、増大する情報に翻弄され続けた30年だったようにも…」。私は、世の風潮の中に在る、「知って得する、知らなきゃ損損」を、見事に指摘されているなぁと感じました。私たちは心一つで、見分け聞き分けの求められている時代に突入しているのです。(50代男性)

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