「天理時報」読者モニター アンケート

日本史コンシェルジュ(白駒妃登美)

梅花に宿る予感

(2019年04月14日号)

「幸せから一番遠いように見えるところに幸せの予感が宿っている」との一節が深く心に残り、私の心も清々しく温かい気持ちになった。親神様を信じ、もたれて通るなら、たとえ今がどんなに苦しいつらい状況にあるとしても、希望は必ずある。幸せはもう始まっている。(40代女性)

新年号を心待ちにする反面、新たな時代の到来に不安も感じています。その中で、明るい新たな希望が持てるような気がしました。(40代男性)

元号の出典が、大学時代に専攻した万葉集だと知ったとき、やったと思いました。最も寒い時期に咲く梅の花を見ると、春が目の前に来ていることを感じる。つまり、幸せから一番遠いように見えるところに幸せの予感が宿っている。そう感じ取ってきたのが日本人なんですね。という白駒さんの意見に大賛成です。(80代男性)

教祖殿前の梅の花が満開になるとやってくるのが、おぢばの学校の卒業式です。紅白に彩られた梅の木は、卒業生を祝福しているように思います。あの梅の木は、どうにかしてご本部へ献上させていただきたいと苦心の末、教祖殿前に移された真実のこもった木だと読んだことがあります。(30代男性)

ページの先頭へ