「天理時報」読者モニター アンケート

日本史コンシェルジュ(白駒妃登美)

女性が招いた新しい道

(2020年03月08日号)

以前、NHKで「八重の桜」という大河ドラマがありました。明治維新の会津藩、なんてつらい歴史なのだろうと衝撃を受けたのを覚えています。その中でも、たくましく生き抜く会津の女性たちが印象的でした。捨松は殊更、心の強い人だと思います。(50代女性)

どんな時代であろうが、どんな困難があろうが、向上心を持ち、与えられた立場の中で諦めずに自分の人生を切り拓いていくことができる……というお手本のような女性ですね。自分を納得させる言い訳を考えて、努力もせずに人生を送ることは簡単。しかしそれではなんとも味気ない。自ら輝きながら人を輝かせる生き方ができたら最高です。(50代女性)

彼女の人生は、自分が輝きながら同時に人を輝かせる生き方ができることを示唆してくれる。この時代も現代も共通して言えることを先取りした、稀有の女性として尊敬しています。(80代男性)

歴史好きの私には、毎回楽しみなエッセーです。(60代男性)

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