おやのことば・おやのこころ
「松の木でも、小さい時があるのやで……」『稿本天理教教祖伝逸話篇』142「狭いのが楽しみ」
(2019年04月28日号)
仕事をしていると、面白い仕事ばかりではなく、「なんでこんな誰でもできるようなことを自分がやらなければいけないのだ……」というような不足をすることも多く、「小さいものから理が積もって大きいなる」という至極当たり前のことを忘れがちになります。そういう中で「小さいのを楽しんでくれ。末で大きい芽が吹くで」との教祖のお言葉にふれると、いま自分が置かれている状況を含め、与わっているものすべてが親神様の思いなのだから、誠尽くしてやれるだけやってみよう、と勇気づけられる自分が確かにいます。(40代男性)