連載記事
宮下奈都作『羊と鋼の森』 人の内部にある〝森〟
『羊と鋼の森』は本当に良かった本です。感動したし、主人公の芯の強さや真面目さがひしひしと伝わってきて、本屋大賞に選ばれたのも映画化されたのも納得の作品です。私は楽器はできませんが、月次祭で鳴物に触れることは、私にとって楽しいことでもあります。このエッセーの通りだと思います。(40代女性)
「人間も一人ずつ、違った森をその内部に持っている」。一人一人の人間としての深みや抱えている人生の重みが、その人の個性に色濃く刻み込まれるのだと感じました。(40代男性)
「メメント・モリ」
以前ようぼく医師として活躍されている方に「人は生きてきたように死んでいく」と伺ったことがあります。多くの方々の出直しに接してこられた先生から聞く話は非常に説得力がありました。非常時だけでなく平時から死を想うことは、どのように生きるのかを常に意識するということ。生きる意味を考える一つの機会なのかもしれません。(50代女性)
世界では何度となく、感染症で危機的な場面に直面している。やはり世界中が喜ぶことが救いの一筋なのかと思わずにはいられません。(40代男性)
〝5Gの世界〟になると…
「第5世代移動通信システム(5G)」について、利用者にとっての変化をとても分かりやすく解説してくださっている。さらに、ようぼくとしてどう向き合って行くかにも言及され、とても参考になりました。(50代男性)
科学技術の進展が目覚ましい現代、生活を豊かにする新製品が次々と発表されています。5Gで生活はさらに便利になります。だからこそ、「おぢばがえり」や「おさづけの取り次ぎ」といった身体を使わせていただく信仰実践を大切にしていきたいです。(30代男性)
早咲きのサクラを見上げ
3月初旬には、毎年、同じように東筋に「アタミザクラ」が咲き始める。親里周辺では、いろいろな品種の桜が、咲く時期を少しずつずらしながら、皆に勇気と希望を与えてくれている。どんな状況でも、同じ時期に同じ場所で見事に咲く、自然のご守護は素晴らしい!(60代男性)
「『咲』は『笑』から派生したとする説もあるほど、字の関連が深い」との所、読み返していくうちに目に留まった。おぢばの桜は、今年もきれいに咲いています(インスタ等、たくさん見させてもらっております)。素敵な写真、いつもありがとうございます。(50代男性)
母の出直しの意味を悟る 第943期 坂本ゆり奈さん
この修養科生と同世代の子を持つ親として、子供が考えていることを少し垣間見ることができたように思う。親として、子供にこの素晴らしい教えをどう伝えて行くのか……。「お母さんは本当に大きくて、温かくて、たくましくて偉大です」この言葉の重みには、涙が止まらない。(50代男性)
神様とのつながりは2通り、紐かゴム、という部分がとても印象に残りました。大切な何かを失うことであらためて気づかされることや、悟ることは多いと思います。失うのはとてもつらいことですが、「ふしから芽が出る」という言葉があるように、成長の機会を与えていただけているのだと感じました。(40代男性)
修養科の四季は、自分がまだ修養科に行けていないこともあり、常に興味をもって読ませていただいています。今回も本当に考えさせられ、参考になる内容でした。(60代男性)
〝わが家流〟陽気ぐらし 10年前に出直した夫へ
現在3人の子育て真っ最中なので、子や孫に信仰を繋ぐ責任感と難しさをひしひしと感じる。ただ自分が一生懸命にお道を通るだけではだめで、折にふれて言葉で伝えなければならないと思う。山本さんのお子さんやお孫さんがお道へつながり、また家族が寄り集い、共に食事をする一家団欒の姿、まさに小さな陽気ぐらし世界が実現していると思い、感動を覚えた。(40代女性)
温かみがうれしいコーナーです。私も応募したくなりました。(40代女性)
家族や友人への「感謝の手紙」は大変素晴らしい。口で伝えるのと違って、文章は「事前に考えをまとめ、言葉を選ぶ作業」がある。その作業を通して感謝の意味が自分の納得ともなるのではないか。家族にも勧めたい。(70代男性)
山本さん家族の楽しい雰囲気が伝わってきます。「幸せすぎてもったいない」。そんな日々を送っておられるその姿はまさに陽気ぐらし家族ですね。(60代男性)
〝京都の桜守〟に学ぶ
京都の桜守、庭師第16代佐野藤右衛門氏との会話から、「こちらが話に乗っていくと、口調も丁寧になられるんです」。当たり前の話ですが、相手に真剣にならせるためには、真剣に向き合わなければならない。「相手を敬う大切さ」を、年の関係を超越した名人に教わったという話に感動し、反省させられました。(80代男性)
お道のライフスタイル 〝逸話のこころ〟を暮らしに生か...
断捨離をよく言われるが、物欲はキリが無いので己の生活に最小限があれば十分です。ものが多すぎると、生活がクリアにならず、生き甲斐も薄れるのでは? 物質欲よりも精神面に潤沢さを持つことで、人生が豊かになります。(70代男性)
モニターとして参加しましたが、難しかったので、皆さんどう答えておられるのかと楽しみにしていた記事です。なるほどと、ただただ感心しました。ナビゲーターの先生のお言葉もとても考えさせられました。(50代女性)
どの回答も廃棄することは考えていなくて、その物(鉄道模型やダンボール)を生かせる場所を探していました。趣味の物は生活の中で増えていきますが、保管以外に次の場所があると考えるのも大事だと思いました。(40代女性)
先人の生きざまに学ぶ
先人の生きざまに学ぶことは大切だと思い、80代や90代でも元気な人を見かけたら、どのような行動をしているか観察したり、話を聞いたりしています。割合に社交的で明るい人が多い気がします。「徳積み」という言葉は、91才の母の口癖です。(60代女性)
定年退職が近づき、いよいよ自分も高齢期かと思う日々。このエッセーは「統合性」という言葉を教えてくれ、「自分なりに納得できる幕引き」をしたいと思える内容でした。神様にお守りいただけるような徳積みの日々を歩みたいと思います。(60代男性)
金山先生は「親子そろって」という姿勢を大切にされて、「父が言うのなら大丈夫」と、いつも安心と勇気をもらわれていたとのこと。私も父の教えを守って今があります。父が言っていた「おつとめ第一」が、いまになってよく分かります。(80代女性)
女性が招いた新しい道
以前、NHKで「八重の桜」という大河ドラマがありました。明治維新の会津藩、なんてつらい歴史なのだろうと衝撃を受けたのを覚えています。その中でも、たくましく生き抜く会津の女性たちが印象的でした。捨松は殊更、心の強い人だと思います。(50代女性)
どんな時代であろうが、どんな困難があろうが、向上心を持ち、与えられた立場の中で諦めずに自分の人生を切り拓いていくことができる……というお手本のような女性ですね。自分を納得させる言い訳を考えて、努力もせずに人生を送ることは簡単。しかしそれではなんとも味気ない。自ら輝きながら人を輝かせる生き方ができたら最高です。(50代女性)
彼女の人生は、自分が輝きながら同時に人を輝かせる生き方ができることを示唆してくれる。この時代も現代も共通して言えることを先取りした、稀有の女性として尊敬しています。(80代男性)
歴史好きの私には、毎回楽しみなエッセーです。(60代男性)